好きに書き込もうPart II

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Dark Matter? - USA URL

2024/03/18 (Mon) 07:52:01

Cosmology=宇宙物理学での一つの謎が、Dark Matter=暗黒物質である。

この「物質」の招待は謎に包まれている。物理の4力のうち、電磁力、強い相互作用、弱い相互作用では検出できない(つまり通常の物質とこれらの力を介して反応しない)のだが、重力だけは、通常物質との間に相互作用が成立する。故に「見えない」が「存在するらしい」ということで暗黒物質と呼ばれる・・・のだが、正直、「こじ付け」的でもある。個人的に現代の科学がA Priori=公理でもあるかの如く、その存在を前提にしているのは、はっきりいえば「宗教」と何ら変わりがない。それが無いと都合が悪い、説明がつかないということに過ぎないのだから。

そんな中、大胆な仮説が現れた。暗黒物質は存在しないと。その代わりに、「観測される粒子、例えば光子」は運動中時間と共にエネルギーを失う」という大胆なものだ。これが本当ならば、例えばcという定数で表させれる「質量の無い粒子」の速度=光速度は、光子などの寿命と共に変化して行くということになる。

これは、「れっきとした科学論文」で、査読を経て出版された。

https://iopscience.iop.org/article/10.3847/1538-4357/ad1bc6/pdf

この研究は、おそらく各方面から批評されることになるだろう。もし正しいとすると幾つか興味深い「波及効果」がある。

まず、宇宙の初期の現象としてインフレイションが提唱されている。ビッグバンの直後(10^-20秒)宇宙のサイズが1センチぐらいになったとき、爆発的に(光速を遥か超える速度)で、膨張したと想定されているが、ダークマターの存在を仮定しないと、説明が困難になるのだが、この説の著者たちは、「マルティヴァースの隣の大きな宇宙が我々のベイビイユニヴァースを吸収した」と説明している。なんだか、天動説で惑星の逆行を説明するのに込み入った仕掛けを用意した過去の例のようにも見えるが、どうなのだろう。

更に、宇宙の寿命も150億年から270億年に延びるようだ。ダークマターが無ければ、この先宇宙が無限に膨張を続けるのか収縮に転じるのか?などという予想も変わるだろう。

一方で、宇宙は、3次元ですらなく、2次元であり、3次元に私たちが感じるのは「知覚の幻想」だという説もあり、この場合ダークマターどころの話ではなくなる。

個人的に生きているうちにもう少し宇宙の全貌を知りたいと切に願う。

President Immunity - USA

2024/03/02 (Sat) 03:40:23

現在前大統領トランプが展開している珍妙な理屈。

大統領は、「一切の訴追」から免責であるとのこと。

こんなことが法治国家にあって良いはずがない。

Nobody is above the law

法の上に立つ人間はこの世に存在しない。それが、法治のルールだ。

現在、最高裁判所が、トランプの「説明」を聞くというスタンスを明示した。これは悪いことではない。

彼の「理論」を法のエキスパートがどう判断するか?

大変興味がある。

Voyager 1 - USA

2024/02/18 (Sun) 20:35:02
























現在人類が作った構造物で、もっとも太陽系から遠方にいるのがVoyager 1と2の兄弟たち。

遠く離れたVoyager1が送って来た太陽系の写真が上の画像だ。地球も「点」として写っている。太陽は光量が強すぎて写せない。その光束の欠片だけが写っている。

先日も言及したように、この探査機は、本来もっと早くに「お役御免」になって、単に星間を飛行する「モノ言わぬ」塊になっていた筈だったが、最初の予定を遥かに超えて、地球との通信を維持してきた。

2012年には、太陽系圏外へ脱出した。

昨年9月、突然、通信が「乱れ」以後人間でいえば「昏睡」状態にある。今も、「心拍」はあって、それは地球に届くが、通信は全く意味をなさない0.1(2進法コードを使用している)の羅列になっている。

NASAは、それでも何とか復旧させようと努力は怠ってはいない。

その理由には様々な憶測があるが、他の知的生命体が偶然か故意に高エネルギー粒子をぶつけたというオカルトまである(苦笑)

一方この先、300年飛行を続けると、Oortの雲と呼ばれる、太陽系の外側にある構造に到達する。この「雲」は、いくつかの「彗星」の故郷と考えられ、塵や氷のベルトであって、その正確な範囲は分かっていない。それ故Voyager1号が雲の中に滞在するのは、3千年から3万年を要すると推定されている。

Oortの雲を抜けると、次の星であるアルファ・センタウリ(ケンタウルス座の最輝星)への1/4の距離、ほぼ1光年太陽から遠ざかったことになる。

Voyager1の方向は、ケンタウルス座ではないから、この星系の近くを通過することはないようだが、この先は、10万年、100万年という「人類」という種の誕生から成長に要した時間規模で次の「構造物」を訪問してゆくことになる。もちろんそのはるか前に、バッテリーが死んで、「鼓動」も止まっている。慣性で飛び続けるだけだ。

弟分のVoyager2号は未だに健在で、もうしばらくは地球にデータを送ってくるようだ。

Wanted List - USA

2024/02/14 (Wed) 06:51:22

文字通り「指名手配書」

ロシアが、この度エストニアの首相を「お尋ね者」指名した。

容疑は、エストニア国内の旧ソヴィエト時代の遺物を破棄したからだ。

罪状は「歴史改ざん罪」とでも訳せそうな内容だ。

ロシアが、旧ソ連の諸国をどう見ているか、良く判る。

ユクレインも含めて、「自国の州」扱いなのだろう。

呆れてものも言えない。

https://apnews.com/article/russia-estonia-kallas-wanted-list-4ca301df09eace6643be66a9a4a93fe8

どれがと名を挙げないが、国内法を他国に適用しようとする国がいくつかあって、共通の問題を抱えている。そして、世界の他の国々にとっては、頭痛の種。

早くこの世界から消えて欲しい、
こういう体制の国が。

NFL - USA

2024/01/23 (Tue) 00:04:11

Baseballに比べると、American Footballは、まさに「USでしか見られない(日本の大学にはリーグがあるが)」スポーツだろう。

ゲイムが長く、もう一つ熱心にフォロウする気持ちになれないのだが、職場のあるBaltimoreは、Ravens=レイヴン=渡鴉という長年続いて好成績を上げているティームがある(NFLの歴史28年で、14回プレイオフに進出している)。ベイスボォルのオリオールズ(どちらも鳥類であることは当然意図的)よりははるかに「成功」している。


今年は、4年ぶりに地区優勝、プレイオフでも順調に勝ち進んで、リーグ優勝をかけて3位のカンザス・シティと対戦。あと2つ勝てれば、2012年以来のスゥパァボウルタイトル(全米覇者)獲得になる。

バルティモアのスポーツファンにとっては、2023年は振り返ればなかなか良い年だった(まだフットボォルの結果待ちだが・・苦笑)。

ベイスボォルは、強豪ぞろいのアメリカンリーグ東地区の一位なのに、ポストシーズンでは、下位新出ティームにスウィープされてしまったが、ゲイムとしてアメリカン・フットボォルは、ベイスボォルよりも、調子の短期の「Fluctuatoins=脈動」が起こらないのだろうか?

ゲイム数は、遥かに少ないから(レギュラーシーズン17試合)、「確率的変動」の影響を受けやすい筈なのだが?

Re: NFL - USA

2024/02/01 (Thu) 10:13:40

追記。なんとほぼ確実と思われたスーパーボウル進出はならなかった。

オリオールズといい、バルティモアの2023年は、呪われていたのかもしれない・・・・

Re: NFLトリヴィア - USA

2024/02/12 (Mon) 18:10:08

昨夜はスーパーボウル。

バルティモアを破ったキャンザス・シティ(キャンザスとあるが、ミズーリ州である)チーフスが、「2年連続」で、スーパーボウルを制した。

2年連続チャンピオンは、困難ではないかと思って調べてみると結構多い。

まず、2022‐23のチーフス。

2003‐4のペイトリオッツ(ニューイングランド=ボストン)

1997‐8のデンヴァー・ブロンコス

1992‐3のダラス・カウボーイズ

1988‐89のサン・フランシスコ・49ナーズ、

1978‐79 ピッツバーグスティーラーズ

1972‐73 マイアミ・ドルフィンズ

1966‐67 グリーンベイ・パッカーズ

スーパーボウル創立が1966年なので、これ以前はない。

しからば、3年連続は? 
未だない。

チーフスにはチャンスがあるが、あまり希望したくはないね・・・・

49ナーズは、出場したスーパーボウル試合(1982-95)で最長の連続勝利記録、5連勝を記録しているようだ。

確かに、この国に来た頃、90年代初頭の49ナーズは、最有名ティームだった。

Voyager 1/2 - USA

2024/02/01 (Thu) 10:10:23





















人類が地球外へ送り出した人工物で、4つが太陽系を離脱しようとしている、あるいは離脱した。

1970年代初頭のパイオニア10,11号と1970年代後半のVoynager1,2号

パイオニアは既に電力が尽き、地球と交信はできないが、2台のVoyagerは、未だに交信を続けている。

考えてみれば原子力電源の安定性といい、当時の原始的なコンピュータが現代のコンピュータと「会話」できることも驚きだと思う。

ところが、2023年は、2台のVoynagerにとって厄年だったらしい。

まず2号が7月にミスで、アンテナが地球と反対を向いてしまい、制御もデータ送信もできなくなった。その時「どうやって回復させるのだ?回復シグナルすら受信できないのでは?」と思ったが、どうやら「強大なシグナル」を送ることで解決を図ったらしい。そして、先週、「完全に交信が復活した」とNASAが発表した。

このまま行けば、2025~27年まで(探査機が太陽の方向を測定することが運用に不可欠だが、それができなくなるようだ)データを送ってくるので、まずは喜ばしい。

1号は、12月に突然科学データ送信ができなくなった。交信はできるので、どうやらコンピュータのGlitchらしい。これはまだ復旧したと聞かないから、幸運を祈るしかない。

Voyager2号は、1989年、海王星の写真を送って来た。これが何故歴史的偉業だったかというと、当時の望遠鏡では、海王星は「点」にしか映らなかったからだ。人類は初めてその姿をみた。そして、それは濃紺の美しい惑星だった。まさに海の王者に相応しいと感動した。

ところが、最近の研究によるとあの色調は、「誤り」だったという。色を再合成する時のコンピュータのバランスが間違っていたとのこと。上にみるように、どうやら海王星は、天王星をよく似た「灰緑色」の惑星らしい。

これはちょっぴりガッカリだ。
あの時とても感動したのに。



今季初めての大雪 - USA

2024/01/17 (Wed) 10:10:38























20年ほど前は毎年、大雪が降って、殆どの職場は閉鎖、2,3日家から出られないストーム(雪嵐)が一冬に2、3回あった。

それが近年は一年に一回あるかないか。
Global Warmingという声が聞こえてくるが、気候の長期変動が本当に「温暖化」に向かっているという証拠は科学的にはない。今温暖化は、社会現象になっているように思えるのだが・・・・

それはともかく、今回は2,3センチ積もるでしょう(予測1インチ)に対して珍しく、遥かに上回る積雪になった。朝の時点で6センチほど積もっていた。

久しぶりの積雪だったが、やや早めに家を出て、ごく普通に仕事に行ってきた。フリーウェイの「除雪」はなかなか行き届いていた。、

恐竜の卵 - USA URL

2023/12/29 (Fri) 19:48:50



























この動画

https://twitter.com/i/status/1473322425773445120

卵の中に、なにやら生物の胎児がいる。何だろうか?

これは、もちろん「想像動画」であるが、科学者たちは、中国の博物館に保存されていたいくつもの恐竜の卵の化石を開けて、中の胎児の骨格を子細に検討した。上の付図の下図のように、非常に保存状態のよいものが、複数あった。そのものが驚くべき発見だったが、卵の中での胎児の「姿勢」が、現生の鳥(ニワトリなど)の発生段階のあるステイジと同じパターンを示していることが判明したというもの。

このDinosaurは、Oviraptor=オヴィラプトル⇒卵泥棒と日本語で称される種、


現生の鳥類、例えば家鶏の胎児は、上の図Bに示すように、胎生の初期に、前肢(つまりは翼)が伸びて来た時、頭を抱えるように、そして、頭がこの時右側に回転する。

脱線するが、人間を初め哺乳類の心臓は、正中線上ではなく、やや左側に位置するが、これも胎生の一時期に、心臓を含めた動脈系が「回転」するからで、こういった対称性を崩す動いのメカニズムはそれ自体が研究対象になる。

本題に戻ると、鳥類と同じ「Posture=体位」の変換が、オヴィラプターの胎児でも見られたことから、発生におけるこのプロセスは、ジュラ紀から保存されてきたということを提起している。

もちろん、現世鳥類が、かつてのDinosaur,少なくともOvoraptorを含むグループの直接の後裔であることも。

オリジナルの論文のURLも表示してある(タイトルの私の名前の跡のURLというアイコン)。
参考までに

Re: 恐竜の卵 - saber_tiger_v3

2023/12/30 (Sat) 17:18:17

usaさん、こんにちは。
後でゆっくり読ませてもらいます。

Re: 恐竜の卵 - saber_tiger_v3

2024/01/10 (Wed) 23:50:31

USAさん、こんばんは。

う~ん。。。
現棲鳥類の先祖である獣脚類については、当たり前と言えば当たり前。。。もちろん、その証明は容易な事ではないし、何より「考えの提示」と言う意味では非常に重要。

で。。。ですね、読んでいてふと思ったのが、鳥類の胚での成長段階と爬虫類、例えばワニとかの胚での成長段階がどう違うのか?(探したけど見つからず。)
恐竜と言うのは「T-REXとTriceratopsの共通の先祖から派生した全ての生き物」等と定義されます。
T-REX側については今回の話題ですね。
では、Triceratops側はどうだったのだろう?
やはり同じ様に成長段階を踏んだのだろうか?
それを知るためには、先ずは胚での成長段階において現棲爬虫類と現棲鳥類の違いを知り、Triceratops側の胚での成長段階を調べなければならない。。。
果たして、Triceratops側は現棲爬虫類に近いのか?
それとも、T-REX側と同じ(翼は無いが。。。笑)なのか?
いや、それ以前に現棲爬虫類と現棲鳥類の違い何てほとんど無いのか?
それによって

>発生におけるこのプロセスは、ジュラ紀から保存されてきたということを提起している。

が「三畳紀から~」に替わるのかもしれない。。。何て疑問を考えていました。

パタゴニア辺りで大量に見つかっている竜脚類の卵化石で、誰か同じ事やってくれないかなぁ?

Re: ワニの卵 - USA

2024/01/15 (Mon) 11:15:24






























こんばんは、

明日は、Civil Rightsの祝日(マルティン・ルーサー・キング2世牧師)なので、少しだけリラックス。

>現棲鳥類の先祖である獣脚類については、当たり前と言えば当たり前。。。もちろん、その証明は容易な事ではないし、何より「考えの提示」と言う意味では非常に重要。

卵の中での胎児の成長プロセスが、これだけ長い時間変化していないということは、それなりの「驚き」だと私は受け止めました。

そもそも、鳥類は、何も変化していない、過去のDinosaurがそのまま闊歩しているのだと主張する生物学者もいるので、「億」年という時間も長いと感じるのは、あくまで人間の主観であって、変わらないものは徹底して変わらない、「不易」ということもあるのか?などと思います。

アリゲーターのIn Ovum=卵内での発生プロセルについては、上のような画像をインターネットで見つけました。

頭・顔の右側への旋回は見られますが、頭を前肢が「抱える」ようなポスチャーはないようですね。


Trump - USA

2024/01/10 (Wed) 11:07:33

1月6日事件で、Trumpの大統領候補資格につい各州で、「叛乱者」は政府重職にはつけないという規定を基に提訴がなされている・・・・・

この問題は最高裁が判断を下すだろうが、トランプについては嫌悪しか感じない(なにより、大統領が王であるような中世的認識、Public Servant=公僕意識の欠如、憲法無理解の姿勢)が、それでも無理があると思う。証拠として、Trumpが明確に「叛乱」行為を指導したという証拠が無さ過ぎる。

見ていた限りでは、「積極的」に止めなかったというにすぎない。扇動したとは思えない。

ということで、今年の選挙には、Trumpが出てくる。果たしてリベラル派は、強力な候補を擁立できるのか?Trumpを止める人材はでてこないのか?

憂鬱な4年間になりそうな予感もある。
さてさて。

マジェラン雲 - USA

2024/01/07 (Sun) 02:38:18

南十字星などと並んで、北半球では話題になることのないCosmic Objectsの一つだが、現在ほぼ10ばかり確認されている、銀河系星雲と重力的相互作用を持つ「伴星雲」の一つが、マジェラン雲だ。

2つあって、大と小と呼称されている。

大の方はかろうじて渦が確認できるが、小は「不規則」と分類されている。銀河系星雲に遠方から近寄って来た時、その強大な重力によって「構成物質」をはぎ取られた残骸である。大もこの理由で、構造が不明確になった。

その小が、実は単一の存在ではなかったことが、数日前に発表された。

構成しているガスの金属組成を調べたところ発覚したのだが、2つの小さな「星雲」が重なっているとのこと。

同時に、最近「マジェラン」という人物も「コロムブス」氏と同じく、大後悔という業績の最中に、人身売買や「現代の倫理」から醜悪とされる行動ゆえ、「評価」が地に落ちているので、これを機会に名前を変えてはどうかという動きもあるらしい。

別に「悪人」の名前が記念的に使われていてもそれは取沙汰すべきではないと個人的には思う。負も含めてが人間の歴史なのだから。却ってそこから目を背けてしまうことにもなりかねない。固有名詞が評価と一体なら、数字や記号にしてしまえばよいだから。

本音をいえば、同じ理由で、功績があったとしても、人間の「像」を立てることなどにはあまり賛同できなかったりもする・・・・・

どうやら、大も含めて「マジェラン」雲については近々新しい名前を覚える必要がありそうだ。


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